皆さん、こんにちわ。
なかなかパソコンの前に座る時間が取れず、すみません。例会からもう1週間がたってしまいました🙇
が!
そんなもたもたしている間に、なんとはてなブログのYUYU(ゆゆ)さんがベゴニアで一句よんでくださいました! ありがたき幸せ! 皆さん、こちらのブログ↓です。
YUYUさん、いつもありがとうございます。
さて、例会報告の続きです。ベゴニアの紹介はあと1点、こちらSさんがお持ちになった、黄色い鈴と書いて黄鈴(おうれい)B.Ourei
清水大典氏交配、tingley×acida (1973年)
会報誌次号(No. 265)にもお書きになっていることですが、葉柄を長く切ったままにして発根させるというやり方を紹介しています。葉を切り分ける葉挿しでは、暑い時期などは菌が発生しやすく、成功率が低いのだそう。
切った葉を挿すものだと思い込んでいた私はある時、Sさんからルオチェンゲンシスの茎を一本もらい、「このまま水にさしてね」と言われ、驚きました。半信半疑でしたが、ちゃんと根が出てきて嬉しかったこと! 今は小さな鉢に植えてあり、土から新しい葉が3枚くらい出ています。成長が楽しみでなりません。
また、上の黄鈴ですが、茎を鉢の真ん中でなく縁に寄せて植えていますね。
ちょうど私も、YouTubeでイギリスの園芸愛好家Geoff さんのチャンネルを見ているとき、そのやり方を知ったばかりでした。こちら→BEGONIA PROPAGATION(8分くらいのところ)
「その方がぐらぐらせず安定するから。やっている人はあまりいないと思うけど」と話していました。なのでさっそく私も真似をしました。いずれ植えかえるんですしね。学ぶことはいつもたくさんあって楽しい。
Patrick Worley
「作出者シリーズ」はWorleyの回でした。
担当者Kさんがスクリーンにベゴニアの画像を映しながら解説してくれます。木立ち、根茎、レックスなど本当にたくさんあるんですよね。数が多すぎるので私はあえてここには分け入らないようにします(笑)。
資料としての作出種リストは前の回に会員に配られていました。準備はさぞ大変だろうとお察しします。
普通なら人物を紹介するとき、「生年」というのは大事な情報だと思いますが、このウォーリーさん、どこをどう調べても見つからないというのです。あんなに多くの品種を作出し、皆に馴染みの有名な品種もたくさんあるというのに、初心者の私でさえ2種類持っているというのに、ですよ。そんな人の略歴的な情報がないとは驚きです。
それでもどのような人か、だいたいのことはわかるようです。
パトリック・ウォーリーはナーサリーにお勤めしながら、売れる品種、名品の数々を作出した人。アメリカ・マサチューセッツ州(ボストンの近く)に、 Michael J. Kartuz という人が1960年代に作ったナーサリー(Kartuz Greenhouse)で、1977年に働き始めます。のちにナーサリーはカリフォルニアへ移転。そして1980年後半ウォーリーはKartuzから独立し、自分のビジネスを始めたそうです。
幾つか見せていただいたので簡単に。
Granada グラナダ
dregei×U017
Paul Hernandez
luxurians × gehrtii
Sさんのお話によると、松江フォーゲルパークでは4~5mの高さにまで成長していたとのこと。
Golden Sands
plebeja ×attenuata
Looking Glass ルッキンググラスはこちらに写真があります。
yasukogawaさん、いつもありがとう!
この辺で終わります。来月は新年会ですね。とても楽しみにしています。
皆さま、お元気でお過ごしください。
どうぞよいお年を!
ボウ
*ブログはたぶん2回は書きますので、お時間あるときご覧になってください。